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福祉企業委員会 子ども誰でも通園制度について

執筆者の写真: 西村ゆみ西村ゆみ

本日、福祉企業委員会で、子ども誰でも通園制度について質問致しました。


<私の質問>

 

2025年4月からこども誰でも通園制度が開始されます。

こども誰でも通園制度とは、保護者の就労に関わらず3歳未満の子どもが一定時間、保育所などを利用できる制度です。


その目的は、子育て家庭における孤立感や不安感を軽減し、すべてのこどもの育ちを応援することとかかげています。


高槻市では令和6年度にて試行的に2園の保育園で事業が実施されうち1保育園は、親子通園を基本とし、保育士は子育ての悩みに寄り添い、保護者は精神的なサポートを受けることができると聞いております。

 

事前に高槻市にお聞きしたところ、今年度、医療的ケア児のお子さんの受け入れは現場の体制の課題から想定していないことでした。

 

そこで質問です。

 

医療的ケア児を育てる保護者が、親子通園制度で恩恵を受ける保護者同様に、精神的なサポートを受けながら子育てをするためにはどこに相談へ行けばいいのか下さい。

 

 (市の答弁)


乳児等通園支援事業についてですが、保育士や実施場所の不足により、こどもの受け入れ体制が十分に確保できないなどの課題があり、令和7年度からの実施を見送る市町村が多い中、本市では現時点で2施設での実施を予定しています。子育ての相談の窓口については、相談内容により対応する窓口が異なりますので、市のホームページや冊子などで相談先をご案内させていただいています。

 

(私の質問)

市のホームページや冊子は、どのようなキーワードで検索すれば見つかりますか?また、どこに設置されていて、どのページを見ればたどり着けますか?

 

その相談先の案内が市民にとって分かりやすくないため、市民が困っていることをお伝えしています。

 

(市の答弁)

本市の子育ての情報は、子育て情報誌「WAIWAIカフェ」に掲載しています。市ホームページのトップ画面から「WAIWAIカフェ」のページにリンクしており、また、冊子の「WAIWAIカフェ」は、妊娠届出時の配布に加え、庁内の関係部署や地域子育て支援拠点施設、保育所等、子育て世帯が利用する施設などで配架しています。

 繰り返しになりますが、相談内容により対応する窓口が異なりますので、「WAIWAIカフェ」の相談内容に係る目的に応じて、ご活用いただきますようお願いします。

 

(私の質問)

医療的ケア児を育てる親が気軽に相談できる環境がどこにあるのか、分かりにくいのが現状です。

 

 親が自身の判断で電話をかけても、「その件はA課ではなくB課です」と案内され、B課に連絡すると「それはC課です」と、たらい回しにされるケースが少なくありません。

 

 結果として、親は誰も助けてくれないという不安に陥ってしまいます。

 

 先ほどの子育て情報誌「WAIWAIカフェ」に掲載されているが、その窓口は「相談内容によって異なる」という回答は、 親にとっての不安を継続していけばよいという方針に聞こえます。

 

子育ては、親にとっても不慣れなことばかり。

そして相談を誰に相談すればよいかも複合的だとわからない事ばかり。

それは子育てにはマニュアルでは解決できない事ばかりだからです。

 

その不安を解消できないままで「子育てトップランナー都市・高槻」を掲げる街として、果たして十分と言えるでしょうか?

 

(市の答弁)

医療ケア児等の相談については、保健・医療・福祉・保育・教育等、多分野にまたがるため、本市においては、子育て部門の窓口での相談のほか、サービスの利用調整等を支援する医療的ケア児等コーディネーターを市立療育園や提携医療機関に配置するなど、各関係機関が連携し、支援体制を構築しています。引き続き、医療的ケア児とその家族が適切な支援を受け、安心して生活ができるよう支援体制の充実を図ってまいります。

 

(私の質問)

他分野にまたがる相談だからこそ、最初に相談する先はどこなのでしょうか?

 

(市の答弁)

最初に相談する先としては、子ども未来部におきましては、子育て総合支援センター

になります。


(私の最後の意見・要望)

現在、少子化が進む一方で、子どもに関する要望は多様化・複雑化しています。 「これもやって」「あれもやって」と、国が新たな制度を作る中、少ない職員で対応し続けること自体、もはや限界ではないでしょうか?

結果的に、その負担はすべて現場の保育士や職員にのしかかり、最終的には親子通園制度を利用したい保護者や子どもたちに影響を及ぼします。 もし、一人の職員が複数の業務を抱え込んでいるのであれば、早急に人員体制の見直しを検討していただきたいと強く要望します。


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親子通園制度とは、子育て家庭における孤立感や不安感を軽減し、すべてのこどもの育ちを応援することを目的とかかげています。


しかしながら子育てに関する悩みは多岐に渡ります!

相談窓口がたくさんあると、結局この悩みは「どこに相談したらいい?」と不安になったことありませんか?


そんな時に高槻市で、まず最初に対応してくれるのが子育て総合支援センター

という事が今回の質問を通じて分かりました!


皆さん、何かあった際はまずは、子育て総合支援センターに、相談をして下さい!


電話番号は0726863030です。


ご意見・ご感想は公式ラインからお願いします。










 

 
 
 

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