top of page
執筆者の写真西村ゆみ

令和6年12月議会 低学年児童における病児保育受け入れについて

こんにちは


12月議会 低学年児童における病児保育受け入れについて


<私の質問>


現在、子供の突然の風邪、熱など、看護できないときには病児保育の制度があります。


病児保育とは子供が病気の際に自宅での保育が困難な場合に、病院・保育所等において、

病気の児童を一時的に保育することで、安心して子育てができる環境整備を図る目的で始

まりました。


高槻市では、未就学児の児童の病児保育の受け入れを令和元年から実施しております。


高槻市が令和5年にアンケート調査を実施した第二次高槻市こども、子ども支援計画、「

児童の傷病時の対応と病児、病後児のための保育施設等の利用状況と利用希望」を拝見す

ると、


病児保育を利用したい→38パーセント、

病児保育を利用したいと思わない→60.2パーセント


と事前にこども育成課にてお聞きしたところ、このアンケートは、すべての子育て世帯を対

象にとったわけではなく、未就学児の保護者のみを対象としたアンケート結果でした。


そのため、事前に私のほうで就学している親御さん向けに病児保育に関するアンケートを

実施しました。


病児保育は必要か?の質問に際し、就労形態問わず、


病児保育は必要だ→75%

病児保育は必要ない→25%


続いて、何歳まで病児保育が必要ですか?の質問に際し、


小4以上→50%

小4まで→10%

3年生まで→15%

必要ない→25%


と、小3までの期間に病児保育を必要としている人は75%もありました。


しかしながら、病児保育を使ったことあるか?の質問に際し、


使いたかったけど使い方が分からず諦めた→2%、

使ったことがない→98%


とほぼ病児保育をみなさん使ったことがありません。


つまり、この結果から病児保育は必要がないのではなく、本当に親が必要な時にないと困

るセーフティネットであると考えました。


確かに、事前に所管の課に利用人数を聞いてみたところ、


令和6年度の8月は12名、

9月は10名だったそうです。


未就学児の高槻市のお子さんの人数は、約1万7千人います。


全体の人数から考えるとそのサービスはほとんど利用されていないか、あまり知られてい

ないと推測できます。


<そこで2つ質問です>


1つめ、働く母親、父親たちのセーフティネットである病児保育の利用方法をもう少し分

かりやすく高槻DAYSなどにて周知徹底を行いませんか?

自助努力のみでなんとかしようとしている方々たちがいます。


2つめ、私が行ったアンケート結果にて病児保育が必要であるとお答えいただいた方々は

みな、小学校3年生までを希望しています。


近隣の北摂都市を調べたところ、大阪市、豊中市、吹田市、茨木市 枚方市、箕農市は最

低では小学生3年生まで受け入れ可能と制度が整えられています。

未就学児のみではなく、小学校3年生まで病児保育の対象を広げてもらえませんか?


<市の回答>


病児保育 事業 の周知についてですが、市の子育て情報サイトであるWAIWAI カフェ に係

る冊子や市のホームページ において、事業 の利用方法等について周知を行って おり 、

今後も周知に努めてまいります。


次に、病児保育事業の対象年齢についてですが、本市では 、 公立の 高槻認定こども園の

附属機能として 実施して いることから 、 就学前児童を対象としており、また 病児保育室の 規模や設備は、当該 児童を対象として整備して おります。引き続き、他市 の事例やニーズの把握に努めより良い病児保育 事業 の 在り方について 検討してまいります。


<私の質問2回目>


ニーズを聞いてから検討するのに、5年に1度だと、その対象児童のニーズが終わってから

となってしまいます。なぜ5年に一度でしょうか?病児保育は定期的に発生するものでは

ありません。対応できる「準備」が必要なニーズではないでしょうか?


<市の回答>


病児保育の対象についてですが、1問目でもご答弁いたしましたとおり、引き続き、他市

の事例やニーズの把握に努め、より良い病児保育事業の在り方について検討してまいりま

す。


<私の要望>


引き続き他市の事例やニーズの把握に努めるとおっしゃるならば正確なニーズの把握をお

願いします。


高槻市 子育て支援に関するアンケート 調査結果報告書のP40「子育て経験などから、

どのような子育て支援サービスを充実してほしいですか。(複数回答可)」の質問に対し

回答項目が、「病児保育、休日保育、延長保育など多様なニーズにあった保育サービスの

充実」でした。


病児保育、休日保育、延長保育、その目的も、保護者ニーズの背景にある思いも異なるに

も関わらずなぜ一緒のカテゴリーで質問をしているのでしょうか?


答えている保護者の「ニーズが必要」項目も、病児なのか休日なのか延長希望しているの

か分からないと思います。


利用がないからニーズがないのではなく、使い方もその存在も知らないから使えないので

はないでしょうか?


他市の状況とニーズの把握に努めるのであれば、ニーズの調査項目の見直しを求めます。


************************************


病児保育、休日保育、延長保育が必要ですか?となぜ一緒にカテゴリーで質問をしているのでしょうか?


適格な市民ニーズの把握を求めていきます


ご意見・ご感想は公式ラインよりお願いします







閲覧数:6回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comentários


bottom of page